ケプラーの映画日記

同じ映画を何度も観てしまうので覚え書き笑

ザ.ワーズ 盗まれた人生






個人的にとても共感できる作品でした。

なぜなら私も人のものを盗んだことがあり

長い間闇を背負って生きてるからです。


品行方正に生きてる方には

つまらない映画かもしれません。


盗作した小説がベストセラーになり

作家が苦悩する話。


ほんの偶然見つけた小説が素晴らし過ぎて

綺麗に書き直す小説家。


盗作する気持ちからではなく、作品に触れたかったから。

でも結局発表することになり、ベストセラーになる


そこへ本当の作者の老人が現れる。


老人は彼を脅迫するわけでもなく、

ただ知ってほしいと。

その小説は彼の人生の物語だったから。


彼は罪悪感から 何でもして償うというが

老人は拒否。


人のものを盗むと どんな人生を生きることになるのか よく描かれていました。


経験がないとなかなかわからないのではないでしょうか。


誰もしらなくても、誰にも責められなくても、

誰にも脅迫されなくても


自分の心が知っている限り

その事実は一生ついてくる。


そして心からの幸せはもう手に入れることは

できないのだと

この作品は語りかけてくるようでした。